タカネシオガマ、ヨツバシオガマ、エゾシオガマ

タカネシオガマの画像  ヨツバシオガマの画像

  タカネシオガマ           ヨツバシオガマ

エゾシオガマの画像エゾシオガマ

*ゴマノハグサ科シオガマギク科

*名前の由来…塩竃(しおがま)は海水から塩をとる竈(かまど)で美しい光景だったそうです。花だけでなく「葉まで」美しいシオガマギクを「浜で」美しい塩竈にかけた言葉による名前。
*開花時期…6月下旬〜7月下旬
*分布…至仏山、笠ヶ岳
*発見難易度…☆☆

 至仏山や笠ヶ岳では標高2千m前後がヨツバシオガマ、それ以上がタカネシオガマと垂直分布が比較的明瞭になっているのがおもしろい所。ヨツバシオガマの花は上唇が嘴状に尖り色が全体より濃いのに対し、タカネシオガマは上唇が筒状になり全体の色も同じです。なお、ヨツバシオガマに3〜7枚葉が見られますが、同一種なので気にしないように。ちなみに右の写真は7枚葉。
 至仏山でシオガマと名の付く植物は3種で(笠ケ岳にはヨツバシオガマの変種クチバシシオガマがある)、黄白色の花を咲かせるのはエゾシオガマのみですので判別がつくと思います。ちなみに、尾瀬ケ原等の湿原ではシオガマと名のつく植物が3つ(トモエシオガマ、シオガマギク、オニシオガマ)あります。
 至仏山は積雪量が多く融雪期の期間も短いため、早期成熟型で多年草がほとんど。その中にあって、タカネシオガマのみが一年草。毎年毎年、過酷な試練に耐えつつ種族保存を繰り返しているんですね。




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