オゼタイゲキとヒメナツトウダイ

オゼタイゲキ
オゼタイゲキ

 ヒメナツトウダイ
ヒメナツトウダイ

*トウダイグサ科トウダイグサ属(尾瀬大戟)(姫夏燈台)
*名前の由来…タイゲキとは中国にある同属の植物のことで、尾瀬で発見したから。ナツトウダイは燈明の台に見立てたもので、「ナツ」とありますが、花が咲くのは春先です。
*開花時期…オゼタイゲキ6月中旬〜7月上旬。ヒメナツトウダイは6月上旬〜下旬
*分布…尾瀬、至仏山、笠ヶ岳、玉原湿原
*発見難易度…☆☆

 オゼタイゲキはハクサンタイゲキの変種でノウルシに似ています。実に毛があったり根が横に這うなどの違いがあり、苞葉が黄色くなるので湿原では目立ちます。ヒメナツトウダイは苞葉に赤みがありますが、両者の違いを単純に説明するなら苞葉3枚がオゼタイゲキ、2枚ならヒメナツトウダイと考えれば、尾瀬では通用します。
 尾瀬では腺体が三日月形で先が長くて尖るナツトウダイを見ておらず、短いヒメナツトウダイばかりです。中間タイプがあるのかもしれませんが、平地で見る典型的なナツトウダイはどこに生育しているのだか…。
 似た仲間のタカトウダイは武尊山の山麓など山地に分布しています。

 オゼタイゲキ、ヒメナツトウダイ共に秋には葉が真っ赤に紅葉するのでとてもきれい。
 なお、トウダイグサの仲間は茎を折ると乳液が出ますが、皮膚につくと水泡をつくったりかぶれたりしますので注意してください。これは、有毒のアルカロイド、ユーホルビンを含むためで飲めば嘔吐、下痢が起きます。




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