泙川 (平川)の林道・平滝

泙川 (平川)の林道・平滝 ガイドの眼
走行日 10/31

泙川 (平川) 林道 三重泉国有林 平滝 3

 
 
隧道
 二つ目の隧道。この先は崩落しているため、ジムニーのように小型で車高の高い車でないと腹を擦るか、つっかえる危険があります。安全策で2mの足場板4枚あったほうがいいかもしれません。しかし、細い林道に土砂がかかって斜面になっているため、慎重に進まないと転落するかも?ゲートに車を停めるよう勧めたのは、ここが厄介だからです。
 13年程前の話ですが、ゴールデンウィークに根利〜皇海山の林道を車で走っていた時、目の前に残雪が出てきました。始めのいくつかは難なく乗り越せましたが、徐々に雪の量も増え斜度がきつくなり、道路下は断崖絶壁のエリアに突入。なんとなく胸騒ぎがするものの、それを振り切るかのように勢いよく残雪に乗り入れたところ、ズルズルと車が谷側へ・・・。死ぬかと思いました。
 人は死ぬ瞬間、過去の思い出が走馬燈のようによみがえると言われていますが、この時見る余裕すらなかったのは良かったのかもしれません。しかし、恐怖の時間はこれで終わったわけではありません。この残雪をもう一度乗り越えないと帰れなかったのです。つまり、先へ進めば進むほど残雪の規模は大きくなっており、行くも地獄帰るも地獄の状況(既にノーマルタイヤに変えていた)。10分位、残雪の前でどうしたものかと考え込みました。
 そのときは、四駆のギアをローにしてミッションは2速。極力横滑りを避けるため山側へ進路を向け、一気に加速して勢いのみで脱出した記憶があります。経験上、ゆっくり進みながらはありえない選択だったのですが、バウンド後の恐怖がありました。今でも思い出すとゾッとして心拍数が上がります。
 
 
 三重泉橋。正面から三重泉沢が流れており、その先には滝ノ沢・広河原・三林班沢などがあり、三ヶ峰、笠ヶ岳、錫ヶ岳、宿堂坊山へ続いています。
 泙川を「たにかわ」と昔は呼んだ関係か、ネットで「たにかわ」と記載しているサイトがほとんどですが、地元ではこの川の名前を単純に「ひらがわ」としか呼びません。吹割の滝も観光用の本やネットでは「ふきわれのたき」と記載していますが、地元でそのような言い方をする人に出会ったことはありません。皆「ふきわりのたき」と呼びます。武尊山も「ほたかやま」とある出版社が書いているためそれが正式と思われていますが、地元では「ほたかさん」としか呼びません。このギャップは何なんでしょうかね?
 
 

 橋の脇。この先は三重林道という名がついています。
 
 
 三重泉隧道昭和34年3月竣工とありますが、ダム工事の関係で補修がなされたのか内部はしっかりしています。
 
 
平川より皇海山
 谷間から皇海山が顔をのぞかせていました。
 
 
 平滝隧道。4番目のトンネルでこれが最後になります。
 
 
キチョウ
 キチョウ
 河原の石の上で日向ぼっこしてました。黄色で派手な色ですが、枯葉と一緒だと同化してしまい分かりづらいです。
 
 
平滝
 平滝
 昔はここに集落があり、学校もありました。この一帯の森林は足尾銅山の木材用として伐採されていて、ほとんど二次林や植林地となっています。昔は国有林ではなく古河の私有林だったそう。
 ここまでで2時間。自転車なのに歩くより時間がかかってしまいました。
 
平滝
 手前は2m以上の水深があります。昔の人達は、このようなすばらしい景色を眺めながら生活できて幸せだなと思う一方で、よくこんな山奥で生活していたものだと生命力の強さに感心させられます。夏になれば子供達が水遊びをして、歓声をあげていたであろう情景が目に浮かんでくる。

 
平滝
 こちらは上のナメ滝。天然ウオータースライダーができそう。
 ここで生活したくなってきた。
 
 
空き瓶
 根羽沢鉱山に引き続き、またまたビンを発見。ビン探しが癖になりかけてます。宝酒造のビンのようです。TAKARAと寶の二つの文字があるので新しいのか古いのか判別不能。
 
 
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